- HOME
- 泌尿器科
症状について
泌尿器科とは尿の生成・排尿に関係する臓器(腎・尿管・膀胱・尿道)、および、精巣・陰茎・前立腺など男性特有の臓器のほとんど全ての病気を取り扱う診療科目です。
女性の場合は近隣の婦人科をお勧めすることがあります。また当院で行うことができない検査、入院が必要な検査・治療に関しては近隣の専門機関をご紹介いたします。
以下のような自覚症状があるようであれば、受診ください。
- 尿が近い、尿の回数が多い ~頻尿~
- 尿が出にくい・尿の勢いが弱い・尿をするのに時間がかかる
- 排尿痛がある、排尿時に痛い
- 尿が残っている感じがある ~残尿感~
- 尿に血が混じる、「血尿」を指摘された
- 夜間、何度も排尿で起きる
- 尿が漏れる・尿失禁がある
- 何かが下がってきた
- 尿がまったく出ない
- PSAが高いと言われた
- 睾丸(精巣)が腫れてきた・陰嚢(内容)が大きくなってきた
- 陰嚢内が痛い
- 腎臓のあたりが痛む
- 尿道口から膿が出る
- 排尿症状を伴う発熱がある
- 精液が赤くなった
主な泌尿器科疾患
- 血尿・たんぱく尿
- 血尿・たんぱく尿は尿検査(検尿)で診断できます。血尿は、尿中に血液(赤血球)が漏れ出ている状態で、尿が赤くなくても血尿の場合があります。また、たんぱく尿は尿中にたんぱくが漏れ出ている状態です。通常、病気の無い方では尿中に血液やたんぱくが出ることはありません。そのため、血尿・たんぱく尿が出た場合は、腎臓などの泌尿器に何らかの疾患がある可能性が高いので、原因をつき止める必要があります。
- 尿路感染症
- 尿路に細菌が棲みつき、増殖して炎症を起こした状態を尿路感染症と言い、感染場所に応じて膀胱炎と腎盂腎炎に分類されます。細菌は尿道の出口から侵入し、膀胱に達して膀胱炎を起こします。膀胱の細菌が尿管を上って腎盂に達し、ここで増殖すると腎盂腎炎を引き起こします。治療には、抗菌薬が投与されます。治療が効くと、症状は3日ほどで改善しますが、渡された薬はすべて飲み切るようにしましょう。症状が良くなったからといって、途中で薬を中断してしまうと細菌が生き残りやすくなり、再発してしまう可能性があるからです。
- 膀胱炎
- 女性に多い疾患で、男性に起こるのは稀です。年齢を問わずかかりますが、若い方に多く見られます。女性の外陰部にいる細菌が尿道から入って膀胱粘膜に付着、繁殖して起こります。通常は菌が入っても、膀胱の感染防御機構が働いて膀胱炎にはなりませんが、次のような要因が重なると膀胱炎になることがあります。
ストレス、疲労、体調不良(風邪をひいた後など)、冷え症、尿を我慢し過ぎた、1日の尿量が少ない、不潔な性行為など。症状としては排尿痛、排尿時違和感、頻尿、残尿感、下腹部痛(違和感、鈍痛、張った感じなど)、血尿、混濁尿(白く濁っている)、尿臭が強い、などがあります。検査は、尿検査を行います。トイレで紙コップに尿を採って来ていただき、それを顕微鏡で見て白血球(炎症細胞)が増えていれば膀胱炎と診断します。また尿の細菌培養検査で原因菌を特定することもできます。治療は、抗生剤を3~5日間、内服します。通常1~2日間で症状は良くなり、3~5日間で回復していくことが多いです。
料金
自費検査・診療 (性感染症・自費) |
||
---|---|---|
名称 | 内容 | 費用(税込) |
2項目 | 【2項目】 うがいor尿: クラミジア・淋菌 |
5,800円 |
4項目 | 【4項目】 うがい: クラミジア・淋菌 尿: クラミジア・淋菌 |
11,000円 |
6項目 | 【4項目+HIV・梅毒】 うがい: クラミジア・淋菌 尿: クラミジア・淋菌 血液: HIV・梅毒 |
14,000円 |
8項目 | 【6項目+B型肝炎・C型肝炎】 うがい: クラミジア・淋菌 尿: クラミジア・淋菌 血液: HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎 |
16,000円 |
9項目 | 【8項目+マイコプラズマ+視診】 うがい: クラミジア・淋菌 尿: クラミジア・淋菌・マイコプラズマ 血液: HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎 +【視診】 |
28,000円 |
※検査項目
尿:クラミジア、淋菌、マイコプラズマ
うがい:クラミジア、淋菌
血液:梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎
視診
何科をどんな症状で受診したか第三者には分かりませんのでご安心ください。
性病とは性行為による感染症のことを指します。性行為だけではなく、性行為に似た行為でも感染することから性器だけではなく口や目、肛門などから感染することもあります。
性病には多くの種類がありますが、自覚症状がないことも少なくなく自然治癒するものではないため、改善するまでしっかり治療をすることが大切です。
治療を行うためにも先ずは検査にて有無を確認する事を推奨します。
クラミジア
3,800円
治療期間・回数
治療期間:1週間-1カ月
治療回数:1回
治療内容
クラミジアは性感染症の一つで、「クラミジア・トラコマティス(Chlamydia Trachomatis)」という病原菌が感染することで起こる病気です。
尿道や腟、咽頭(のど)に感染し、炎症を起こしますが、多くの場合は症状を感じません。そのため、感染に気づかず放置してしまうことが多い病気です。
治療方法は検査を行い、飲み薬をお渡しして治療いたします。
淋病
6,800円
治療期間・回数
治療期間:2週間-3週間
治療回数:1回
治療内容
性行為により淋菌という微生物に感染する性感染症です。
男性に感染すると尿道から大量の膿が出たり、強い排尿痛を伴う尿道炎になることが多いです。
治療方法は抗生物質の飲み薬、または点滴を行います。
梅毒
3,800~6,800円
治療期間・回数
治療期間:2週間-12週間
治療回数:1回-3回
治療内容
梅毒は、「症状が出ない」または「気づかない」こともよくあります。
症状により第1期から第4期まであり、第2期までを早期顕性梅毒、第3期以降を晩期顕性梅毒と分類されています。
治療方法は抗生物質の飲み薬、または注射を行います。
※表示料金は税込みです